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フレッシュ抹茶がある暮らしを日常へ

抹茶の飲用機会を世界へ拡げる


私たちWorld Matcha Inc.が Cuzen Matchaを開発するに至った経緯をご紹介します。

Q. まず開発のきっかけを教えてください

もともと私はサントリーに21年勤続し、そのほとんどの期間、飲料事業の新商品開発・ブランドマネジメント・新規事業開発をしていました。最後の12年は、日本と米国でお茶事業を担当し、日本の市場とアメリカの市場は、常に見続けていました。

2000年以降 ペットボトル緑茶消費量は大きく伸びました。ペットボトル飲料で求められる「常温で、賞味期限の長い」お茶をつくるには、高温で熱殺菌をする必要があり、そこで実現できる味には限界がある。もっと茶葉本来の味を楽しめる飲み方の提案がしたくなり、その手段として、まずはカフェ事業に目をつけました。

そこで、サラリーマン人生の最後は、社内ベンチャーで「Stonemill Matcha」という抹茶カフェをサンフランシスコで立ち上げ「アメリカから、そして世界へ、抹茶を拡めよう」と志を持ちました。

カフェは大成功したものの、サラリーマンの性とでもいいましょうか、志半ばで日本への帰国辞令が出てしまい、2018年秋、日本に帰国。ちょうどその頃、Co-founderの八田オオキもアジアから日本に戻ることになり、大学時代のようにほぼ毎日、話をするようになりました。

日本に帰国し「今後、自分は何をやっていくのか?」自問をつづけ、やはり「抹茶を、世界へ拡げたい!」という熱い想いを確かにし、オオキや理解ある家族に応援してもらい、サントリーを退職し、World Matcha Inc.を創業しました。

    Q. そもそもなぜ、「アメリカで、抹茶」なのですか?

    アメリカでは、2015年頃から、NYを中心に抹茶カフェブームが起こっていました。その背景として、大きく二つの要因がありました。 

    1つ目はコーヒーの過剰摂取によるカフェインクラッシュという健康問題。

    2つ目は、抹茶がもつ抗酸化作用が注目され、スーパーフードとしての抹茶人気です。

    日本では、抹茶は日常のものというよりは、特別で「非日常」なものですが、アメリカでは純粋に、抹茶が持つ健康価値に注目があたり「日常のもの」になりつつあったので、そこがチャンスだと感じました。


    Q. そこからなぜ「MATCHAマシン」の開発になったのですか?

     Stonemill Matchaでのカフェ事業は大成功で、連日行列の絶えないサンフランシスコで有名なお店になり、高品質な抹茶の飲用需要に確信を持つことができました。

    しかし、自宅用に抹茶の粉を買って帰る人はいなかった。コーヒーショップもそうですが、店でのドリンク販売だけでなく、家庭用のコーヒー豆が売れて初めてビジネスがなりたつんです。

    そこを考えた時に、水に溶けにくく、ダマになりやすいなど繊細な抹茶の粉末を使って自分でおいしい抹茶ドリンクを作るのは難しいということが分かっていました。

    そこで、「抹茶=粉」というバイアスを壊してみたんです。それがそもそものMATCHAマシン開発のスタートです。


    Q. マシンの開発は順調でしたか?

    いろいろと苦戦しました(笑)そもそも、私もCo-founderのオオキもエンジニアではないので、そういったマシンづくりの「いろは」がまったく分かっていない(笑)

    それこそ、マシン開発に、エンジニアが必要だということすらわかっていなかったくらいです。(笑) 手探りで苦戦しながら、仲間をみつけ、始めはシリコンバレーに住むエンジニアの自宅ガレージで開発をしていました。

    3Dプリンタで作ったハリボテマシンではありましたが、現在のデザインである筐体に丸く円があいてるデザインに必要な機能が入ることは確認できました。



    Q. その頃から、今のデザインに決められていたんですね

    デザインが超重要だということは、今までの自分自身の商品開発の経験から分かっていたので、開発を始める段階で、ハードウエアデザイナーであるナオヤさんにチームに入って頂きました。

    大切にしたかったのは、禅のイメージ。マシンをつかっていないときでも、そのマシンが日常の空間にあるだけで、禅な気持ちを感じて欲しい。茶室の円窓と茶筒から着想を得て、このデザインを採用しました。

    また、わたしたちは、抹茶をより日々の暮らしの中に取り入れていただきたかったため、毎日使えるもの。操作が簡単なだけではなく、お手入れが簡単なものにすることは決めていました。

    そのためにこのマシンで実現させるのは、リーフを茶筒部分に入れ、ボタンを押せば、茶葉まるごとを臼がひき、水と撹拌させて液体のMATCHA SHOTができあがる。そこに全てを集約しました。

    茶葉を臼でひいて、全て摂取するので、茶殻などのゴミは出ず、捨てるものがない。日々のお手入れは、専用カップを水ですすぐだけというシンプルさです。


    Q. なるほど。それが数々の賞を受賞するデザインとイノベーションなのですね。

    ありがたいことに、発売前からCES2020でのイノベーションアワードや、米国の発売直後に選出いただいた、Time誌のBest Inventions of 2020など、今までに6つの賞をいただき、世界的に高い評価をいただいています。

    しかし、私たちは特別なことをしているわけではないんです。

    そもそも千利休の時代は、オーガニックでつくられた茶葉を使って、飲む直前に石臼で茶葉を碾き、碾きたての抹茶を楽しみ、日々の健康に役立てていました。

    そもそもお茶は、日本に伝わったときは薬だったほどです。

    さすがに今、家で石臼を碾くことはできないので、それをこのCuzen MatchaのMATCHAマシンが叶えてくれるということです。ただ、当たり前ですが、抹茶の飲用時品質は茶葉が決めるので、私たちがお届けするのはマシンだけではなく、茶葉にもとてもこだわっています。


    Q. MATCHAマシンだけでなく、MATCHAリーフにもこだわりがあるということですね。

    はい。わたしは、茶葉本来のおいしさをより多くの人に知っていただきたいと考えています。

    ペットボトルのお茶が普及し始め、急須でお茶を飲まなくなり、一番茶など高級な茶葉の需要が減ってしまいました。ペットボトルのお茶は、三番茶・四番茶などの安価な茶葉を主体に、とても美味しい「お茶風味の清涼飲料」ができてしまいます。近年、ペットボトルのお茶飲料はコモディティー化が進んだ結果、価格競争が激化し、各メーカーはさらに安い茶葉を仕入れようとするため、そのしわ寄せは生産者さんへ行きます。

    日本各地の生産者さんをまわりながら、それらの問題に直面し、わたしは茶葉本来の味を楽しめる高品質な茶葉の需要を創出したかったのです。

    Co-founderのオオキがお茶の産地として有名な八女出身ということもあり、二人で日本各地の生産者さんをまわりながら、改めて、その問題の深刻さに直面しました。

    そこで、わたしたちは、茶葉本来の味を楽しめる高品質な茶葉の需要を創出することで、この課題に立ち向かおうと決意しました。


    Q. Cuzen MatchaのMATCHAリーフはオーガニックですよね?

    はい。抹茶は茶葉まるごとを臼で碾き、それら全てを摂取するので農薬や化学肥料を使わない100%オーガニックであることにこだわりました。

    実は国産茶葉のうち、オーガニック茶葉は全体の数%と本当にごくわずかです。

    そこで直接生産者さんを周りながら関係を築くことを大切にし、現在の霧島の生産者さんとご縁をいただけました。



    Q. 
    あるようでなかった「自宅で茶葉から楽しめる抹茶」なのですね

    そもそも臼で碾く前の茶葉である碾茶(てんちゃ)は市中には流通していません。

    だからこそ、私たちはMATCHAマシンとMATCHAリーフをお届けする。
    どちらが欠けても成立しないのです。

    安心・安全でありながらおいしい碾きたての抹茶を、自宅で簡単に楽しんでいただくことで、品質の高い茶葉の需要が生まれる。

    手間隙かけてオーガニックで茶葉を育ててくださる生産者さんとお客様をわたしたちがつなぐことができれば、環境にも健康にもよい価値を創り出すことができる。

    わたしたちは、Cuzen Matchaを通して、サスティナブルな社会を実現させたいと考えています。

    以上、創業者 塚田英次郎より